Tech Nook - iPhone App
2. Apple Developer Programへの登録(法人)
2-1. Apple Developer Programとは?
Apple Developer Programに登録すると、以下のようなことができるようになります。
企業の実機(iPhone)でアプリをテストできる(※アプリ開発の学習等でUSB実機転送テストをする場合には、こちらに登録しなくても実施できます)
TestFlightを使ったテスト配布が可能
App Storeにアプリを公開できる
アプリの売上管理やダウンロード数の確認など、ビジネス利用のための各種ツールが使える
これは年間99ドル(2025年2月時点) の有料プログラムですが、企業でアプリを公開・管理するならば必須となります。
2-2. 個人アカウントと法人アカウントの違い
個人(Individual)
個人名義での登録。公開されたアプリの開発者名も個人名になります。
法人(Company/Organization)
会社名義で登録し、アプリの開発者名や著作権表示も法人名にできます。
会社の国際的な企業コードである D-U-N-S番号(ダンアンドブラッドストリート社が発行)が必要。
アプリを「○○株式会社」などの企業名義で公開できるので、企業としては法人アカウントを強くおすすめします。
2-3. 法人としての登録(Company/Organization)
まず、会社の D-U-N-S番号 を取得。
D-U-N-S番号の申請ページ(Apple公式 https://developer.apple.com/jp/support/D-U-N-S/)などを参考に、無料で発行してもらえます。
取得には数日〜数週間かかることがあるため、余裕をもって申請しましょう。
Apple Developer Program(https://developer.apple.com/programs/)の登録ページ にアクセスし、「Enroll」をクリック。
Apple IDでログインしたのち、法人(Company/Organization) を選択。
会社名、会社所在地、D-U-N-S番号、担当者連絡先などを入力。
※D-U-N-S番号は海外企業との信用取引などに用いられるため、企業情報が正しいかを厳密にチェックされます。入力ミスに注意しましょう。
年間99ドル(2025年2月時点) を支払い、登録完了。
※登録完了までに追加の書類提出や確認の電話がある場合があります。